2025年8月21日午前、広州白雲山和記黄埔中薬有限公司(以下「白雲山和黄」)の神農大厦に、日本ZENCARE取締役、日本Seaside Pharmacy代表取締役、日中健康産業協会会長である金澤 慧氏を迎え、板藍根製品の日本市場進出に関する協議および輸出契約の調印式が執り行われました。会議には、白雲山和黄 副董事長・党委書記・総経理の程宏輝氏、副総経理の張安成氏、現代中薬研究院 常務副院長の郭海彪氏、商務副総監の鄒芳明氏ならびに、双方の関係者が出席しました。

会議の冒頭では、程宏輝総経理より広薬グループの基本概要および海外展開製品に関する紹介が行われ、併せて白雲山和黄中薬の発展の歩みと現在の事業状況について説明がありました。程氏は、「中国と日本は文化・文字・中医薬分野において深い歴史的なつながりを有しており、日本市場には中医薬に対する一定の理解と基盤がある」と述べ、ZENCAREブランドを通じて、板藍根顆粒を健康食品として日本市場へ導入することに大きな期待を示しました。また、本プロジェクトを今後の製品輸出のモデルケースとし、さらなる日本市場展開に向けた経験を蓄積したいとの考えを示しました。

副董事長・党委書記・総経理 程宏輝
続いて、副総経理の張安成氏より、管轄する商務部および大健康事業の概要について説明が行われました。双柚汁飲料、啖清含片キャンディなどの大健康製品の国内生産・販売状況に触れつつ、国際協力を一層強化し、より多くの大健康製品を海外市場へ展開していきたいとの意向が示されました。

副総経理 張安成
商務副総監の鄒芳明氏は、脳心清片、丹紅化瘀口服液などの代表的な中成薬製品を紹介し、日本市場の開拓に強い関心を示すとともに、将来的な協力の可能性について意見を交わしました。
現代中薬研究院 常務副院長の郭海彪氏は、現在、広薬グループが「科学化・国際化・デジタル化」を重要戦略として推進していることを説明し、特に国際展開に注力している現状を共有しました。研究院では、香港、オーストラリア、ナイジェリアなどにおける製品の登録・認可取得を重点的に進めており、今後は国際規制対応の分野でより深い交流と協力を行い、製品登録の実現を加速させたいと述べました。
日本ZENCARE取締役、日本Seaside Pharmacy代表取締役、日中健康産業協会会長の金澤 慧氏は、日本ZENCAREの事業概要を紹介し、同社が長年にわたり中国の医療・医薬関連企業の日本進出支援に携わってきたことを説明しました。さらに、日本の医薬品・健康食品市場の特徴、日本における参入プロセスおよび規制要件、日本国内の板藍根市場の現状、Seaside Pharmacyのオンライン・オフライン販売体制などについても具体的に紹介しました。
双方は、製品パッケージデザイン、登録・申請フロー、市場調査、販売チャネル構築などの具体的事項について共通認識を形成し、板藍根製品のパッケージ確定、脳心清片などの製品の日本導入ルート調査、輸出スケジュールおよび役割分担表の策定など、今後のタスクを明確化しました。

日本Seaside Pharmacy代表取締役
日中健康産業協会会長 金澤 慧
会議の中で、張安成副総経理が白雲山和黄を代表し、ZENCARE取締役の金澤 慧氏と板藍根顆粒の日本輸出に関する契約調印式を行いました。


程宏輝総経理は総括として、「製品輸出には依然として多くの課題があるものの、すでに一部製品は海外市場への第一歩を踏み出している。今回、ZENCAREと協力し日本市場を本格的に開拓することで、“ゼロからイチ”への突破を実現したい」と述べました。ZENCARE側も強い関心と積極的な姿勢を示しており、日本市場における豊富なネットワークとリソースを最大限に活用し、白雲山和黄製品の市場開拓を支援する意向を示しました。
本会議では、日本市場の特性とニーズを踏まえ、板藍根製品を先行モデルとして、今後は処方薬、OTC製品、大健康製品へと協力分野を段階的に拡大していく方針が明確化されました。本取り組みは、白雲山和黄にとって日本市場展開が実質的な推進段階に入ったことを示す重要な節目となります。
今後、各関係者が緊密に連携し、市場ニーズを的確に把握しながら、現地法規を厳格に遵守することで、白雲山和黄は日本市場において着実な成果を上げ、中医薬および大健康製品の国際化発展に貢献していくことが期待されます。

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